【はじめ 編】無料を目指してGCPでWordPress 環境構築

はじめ

Google Cloud Platform (GCP) でWordPress の構築および運用を無料または低コストを目指したいと思います。
この無料または低コストは無料クレジット(300 USD)ではなく、Always Free プログラムを利用します。

※2020年1月1日(水)からVM インスタントの静的IP アドレスとエフェメラル IP アドレスが1時間あたり 0.0004 USD が課金されるとの事で完全無料で構築することはできなくなります。

※Google Cloud Alway Free の使用制限外のVM インスタンスでも、IP アドレスを使用している場合は課金対象外になります。IP アドレスを予約しているが使用していない場合は、課金対象になります。
詳細は、Google Compute Engine ドキュメントの外部 IP アドレス料金 をご覧ください。

この構築記事は、WordPress が運用できる環境になるまで説明していきます。
そして、GCP が初めて/非エンジニアでなくても構築ができるようにしたいと思っております。そのため、記事内で完結できるように構築順での進めており、ターミナルでのコマンド操作も記載しております。
私も同じだったので、1記事で完結できるように他の記事を検索をしなくても良いように目指しています。

一つ記事にまとめると長文になってしまい、必要な情報を探すのが困難になるため、複数の記事に分けております。

  1. 【WordPress構築 編】Google Cloud Platform でWordPress をクリック操作のみでデプロイ
  2. 【ドメイン設定 編】IPアドレスの固定化&Google Domains でドメイン設定
  3. 【WordPresss設定 編】Google Compute Engine のSSHでコマンド操作
  4. 【SSL化 編】ドメインをhttpからhttpsへ設定
  5. 【CloudFlare 設定 編】Webサイトの表示速度を高速化
  6. 【WP-Stateless 設定 編】メディアをGoogle Clould Storage へ移行/バックアップ
  7. 余談:【振り返り 編】GCE でWordPressを構築 with SSL化
  8. 【支払い 編】GCPでWordPressを運用した時の利用金額は?

注意:うp主は、GCP 専門家+エンジニア+プロ ライター ではないため、説明や言葉遣いが間違っている可能性がある事をまずはご理解くださいませ。


使用するプロダクト&サービス

  • Google Compute Engine
  • Google Cloud Storage
  • Google Domains DNS
  • Cloudflare

ドメインはGoogle Domains を使用しますが、利用しているドメインまたは無料のドメイン サービスを選んでください。
テストで行われるなら、無料のドメインサービスをご利用いただくのが良いと思います。
Google Domains を選んだ理由は、Google Cloud Platform やGoogle Search ConsoleなどGoogle サービスとの連携がとても楽だからです。

ホームページの機能を改善するとき、稼働中の自社ホームページとは別にドメインを取得し、テスト用のホームページを制作して新しい施策を試す方法があります。無料ドメインは、取得時だけでなく、通常の独自ドメインなら必要な更新費用も不要です。今回は、無料ドメ...
無料で独自ドメインを取得できる!無料ドメインの取得サービス6選 - ferret-plus.com

Cloudflare は、Google サービスではありませんがGoogle Cloud Storage をドメインで使用する際にhttps化を行う目的の一つとして利用します。
この説明は下記や『【CloudFlare 設定 編】Webサイトの表示速度を高速化』に記載しております。


WorpPress の構成図

WordPress 構築図は次になります。

 

Google Cloud Storage でドメインを使用する場合、httpsでの行われていないため、Cloudflare を利用する事でhttps化を行います。


GCP プロダクトの設定

Always Free プログラム を適用するために次のGCP プロダクト 設定をします。

  • Google Compute Engine
    • マシン:f1-micro インスタンス
    • リージョン:us-west1 / us-central1 / us-east1 のいずれか
    • HDD:30 GB
  • Google Cloud Storage
    • ストレージ クラス:Regional
    • リージョン:us-west1 / us-central1 / us-east1 のいずれか

中国およびオーストラリア からのアクセスされると費用が発生するため、WordPress プラグインで中国とオーストラリアからIP アドレスをブロックします。


ご準備が整いましたら、次の順にお進みください。

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このブログサイトは、2019年11月にGoogle Cloud Platform (GCP) にWordPress を構築しました。1月度 のGCP 利用金額の請求が来たので、ちょうどいい機会だと思い、「GCP でWordPress を運用するとどれぐらい月額かかるのか?」「どれぐらいのアクセスならf1-micro は...
【支払い 編】WordPress×GCPでの1月の運用費 報告 - GoogleにCloudする庭

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